1月22日の相場
ドル円の状況
ドル円は昨日も、引き続き下落し続け、一時は103.33付近まで値を下げました。
市場ではリスクオンのドル売りの流れが続いていますね。
昨日深夜に発表された、米経済指標が良好な結果となり、一時103.65付近まで値を戻しましたが、その後伸び悩み。
上値の重たさを感じます。
チャートを見ても、ドル円日足では、上値の重たさが感じとれますね。
ドル円の展望
ドル円は日足で見れば、下向きに推移したままの状況です。
バイデン大統領の就任式後も、市場はリスクオンのドル売りの流れが継続しています。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大も円買いの要因となっています。
現在までの状況から、ドル円はテクニカル、ファンダメンタルズともに下向きの流れ継続かと思われます。
著者の戦略は、ドルが上げたらショートで入りたいと思います。
ただし、103円前半には、テクニカル的に抵抗帯があるため、あまり大きく利確は狙わず、欲張らずに行きたいですね。
ドル円以外の材料
著者がドル円以外で、現在目をつけているのが、ポンド円です。
日足で徐々に上げて行ってますね。
4時間足でも、回帰トレンドで中心線と+1σの中間辺りで推移しています。
2時間足では+1σ付近です。
このまま+2σ付近まで行くと、ショートで入ろうと考えています。
ただし、本日は夕方から夜にかけて、イギリスの小売り売上高、製造業PMI速報値、サービス業PMI速報値と気になる指標発表がありますので、それらの状況も見ながらですね。
状況によっては大きく値を上げることも考えられるからです。
ドル円ナンピンからの脱出!
1月7日にドル円を103.200円でショートし、それからナンピンし続けていたドル円をやっと利確することができました。
所持している間、
103.200
103.400
103.550
103.750
103.950
104.150
104.350
とかなり続き、含み損もかなりの金額になり、少々不安な面もありました。
しかしその間、日足での-2σは越えず、104円中盤での抵抗が強いことも確認でき、強気で2週間持ちこたえることが利益に繋がりました。
ちなみに、損切ラインは104.500に置いていたので、かなりぎりぎりだった状況でもあります。
昔、トレードを始めたばかり時に、ポジションを持ったあと、かなり逆方向に行くと精神的に不安になり損切りし、そのあとの相場で結局戻り始めたりするなど、後悔することがあったことを思い出します。
様々な参考書で、損切りは早めにともありますが、これは相場の状況にもよると思っています。
状況によっては早めがいい時もあります。
自分自身の経験と、チャートや市場の勢い等から適切な判断が求められますね。
分散投資の必要性
著者がナンピンしながら持ち続けられたのは、ナンピンしているドル円のみに集中的にトレードしている訳ではないからです。
証券口座にある金額で多額に一気にトレードしてしまうと、今回のように長く持った場合、損益に耐えられなかったり、他のトレードができないということに繋がってしまいます。
そのためにも、いきなりトレード余力の全開でトレードするのでなく、ポジションを所持していても、他の通貨でトレードできる余力を持った状況でトレードすることを著者は心掛けています。
今回の著者の場合も、余力はかなり残しつつトレードに入っていたので、ナンピンで所持し続けた2週間も、他の通貨で取引を続けることが出来ました。
しかし、トレードにどれが正しいという答えはありません。
自分自身のトレードスタイルにあったものの方が、トレードしやすいでしょう。
それぞれのトレードスタイルがトレードし易く、利益が出やすいのであればそれがいちばんですね。
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