過去トレード手法を検証してみたら驚愕の結果に
自分自身の過去のトレードを検証することは良いことだと思う。
過去のトレードを検証してそれから、戦略を練る。
株やFXではこの繰り返しで、自分のトレードスタイルを身につけていくものです。
著者もこれまで、幾度となくトレード手法を試し、そして多くの失敗を繰り返してきました。
最初から順風満帆な人はなかなかいないのではないでしょうか。
現在はある程度トレード手法は固まっているが、まだまだ成長できると信じている。
完璧なトレードは無いでしょうから、常に勉強です。
今回は著者が過去に試したトレードを検証してみましょう。
過去のトレード検証
ストップロスを小さく置く
これはタイトルどおり、ストップロスを小さく置き、利益を大きめにとることで利益を伸ばそうと考えたものです。
ポジションと逆に動き、損切になっても損益が小さいことから、気持ちでは落ち着いてトレードが出来ました。
利益がでるときは、損切よりも大きく取っていたので、大きく利確できうまくいくように思えたものです。
しかし、このトレードの欠点は、わずかな押し戻りでも損切されてしまうため、大きなトレンドの波にうまくのることができないという結果になってしまいました。
最終的に利益と損益はあまり変わらずトントンでしたね。
一度のトレードの損益を予め決める
最初のうちにいくらまでの損益までは許容するという考えで、あとはその範囲内で利益をうまく積み重ねるというものです。
これも最初に説明したストップロスを小さく置くやり方と同じく結果はトントンでした。僅かにこの手法の方が利益は大きかったと思います。
欠点は、建玉を大きくすると、ストップロスが小さくなってしまい、建玉を小さくすると利益勝率は上がるが利益は小さいというところです。
ストップロスを遠くに置く
これは見出しのとおり、ストップロスを遠くに置くことで、僅かな押し戻りにも対応できて、順調に利益を積み重ねていくことができました。
結構長く順調に利益を積み重ねていくことができたと思います。
しかし、このトレードの欠点はストップロスが遠いことから、勝率は上がりますが、損失がでるととても大きな損失になるというところです。
これも積み重ねた利益と損失を比べると利益は僅かでしたが、前2つのトレード手法よりは一番利益が大きかったです。
まとめ
今回説明した3つのトレード手法は結果どれにも欠点があり、これがいいいということは言い切れません。
世の中には、この手法なら儲けられるといったような本やサイトがありますが、どうなんでしょうか。
著者の場合は、最終的に裁量トレードで、その時の流れによってトレードし、ストップロスもその時の状況次第で変えています。
しいて前述3つのトレードで選ぶと3つ目のストップロスを遠くに置くというものを、長期トレード用として、裁量トレードと組み合わせてトレードしています。
短期トレードでは、状況が刻一刻と変化しますので、ストップロスはその時その時決めるので、3つどれにも当てはまりません。
遠くに置く場合もあれば、小さく置くときもあり、遠くに置いていても不穏な空気があれば早めに損切りしたりもします。
結果的に長年トレードしてきた経験に基づいてトレードしているといった完全裁量トレードですね。
トレードスタイルは人それぞれですので、トレードスタイルが定まっていない人は参考にしてくださいね。
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